腰痛

2018年10月25日(木)

 腰痛が起こる基本的なメカニズムは、同じ姿勢を長時間とり続けたたり、無理な姿勢を長時間とり続けたりすることで、腰部周辺の筋肉が緊張し、筋肉が硬くなり、血行不良がおこります。血液が細胞に栄養と酸素を供給しますので、結果、筋肉細胞が栄養不足と酸素不足に陥って痛みが発症します。

 

 

 しかしながら、腰痛は、人間が猿人から人間になる際に、四足歩行から二足歩行になってからの宿命と言えるでしょう。

 

 二足歩行になると、腰部周辺の筋肉、靭帯、椎間板などに、常に上半身の重さ(体重の約6割)がかかってきます。

 

 まっすぐに正しい姿勢で立った時に腰にかかる負担を「1」とすると、体を前傾させると「1.5倍」、さらに前傾姿勢で荷物を持つと「2.2倍」、椅子に正しい姿勢で座った場合が「1.4倍」、椅子に前かがみの悪い姿勢で座った場合だと「1.8倍」の力が腰にかかってきます。

 

 ですのでまずは、必要以上に腰に負担のかからない正しい姿勢を身につける必要があります。ただし、すでに痛みをもち続けている方は、まず腰部の血流改善が必要です。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにある【そら鍼灸整骨院】では、腰痛改善の為に、血行不良になってしまった腰部に鍼灸治療や腰痛整体などで、まずは腰部の血行不良を改善していき、ある程度、痛みが緩和してくるとストレッチをおこない、腰部と股関節の関節可動域を増やしていきます。

 

 そして、関節可動域が増してくると、今度は、良い姿勢を維持するには、腰部、腹部の筋力が必要ですので、ウエイトトレーニングで腰部、腹部などを強化していきます。

 

 

 そうして、腰部、腹部の筋力がアップしてくると、日常生活動作では疲労感を感じにくくなります。そして、良い姿勢をキープするのが楽になり、腰痛になる頻度が減ってくるでしょう。

 

 森 健浩

 そら鍼灸整骨院 院長

 パーソナルトレーナー

 ボディデザイナー

 1995年大阪ボディビル選手権バンタム級優勝

 

 

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