肝臓ケア ~年末年始の飲み会を乗り切る為に~
年末年始は、どうしても忘年会、新年会とお酒に席が増えてきますが、やはり気になるのは肝臓ですね。
お酒を飲むと肝臓は一時的に炎症が起こります。飲酒から時間が経過してアルコールの分解が進むとやがて炎症が納まりますが、飲酒の頻度が多くなると炎症がおさまる前にまた炎症が・・・と慢性的に肝臓が炎症した状態になります。
そして、アルコールによる余剰カロリーは脂肪肝へと導かれてやがて肝疾患のリスクが増大します。
そこで、肝臓を守るために、ウコンから作られる香辛料ターメリックの黄色い成分クルクミンは、アルコールによる炎症を半減してくれます。
市販のドリンク製品を酒席の直前に1本飲んで、酒席が長くなりそうだと終わり際にもう1本飲むとかなり体が楽になると思います。
あと、抗酸化作用の高いトマトも肝臓を守ってくれるそうです。飲み会の直前にトマトジュースをお勧めします。
そして、飲み会の終わりの締めのおじや、おにぎり、麺類、摂った方が良いそうです。これは、アルコールは脳にも炎症をもたらします。脳の回復には糖が必要なのですが、アルコールの分解に精一杯の肝臓に糖を作る余裕がないからです。
この時に糖の補給がされないと、脳神経系の機能が低下したままになり、記憶障害や自律神経障害が生じ、たちくらみや吐き気に襲われるかもしれません。
余剰カロリーのことを気にすると締めに糖質は摂りたくないかもしれませんが、脳を守る意味では糖質は必要ということになります。食べ過ぎは駄目だとは思いますが。
そして、アルコールの分解、排泄を早めるために、水は積極的に摂取しましょう。アルコールを体の外に出すのにたくさんの水が必要です。ビール一杯飲んだら、水一杯飲むくらいの感じで。以上のことを意識して肝臓を守っていきたいですね。
大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにある【そら鍼灸整骨院】では、飲み過ぎ、食べ過ぎなどで疲れた内臓を回復させる鍼灸治療などもおこなっておりますので、慢性的に内臓が疲れてる方は是非ご相談ください。
森 健浩
そら鍼灸整骨院 院長
パーソナルトレーナー
ボディデザイナー
1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝
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