老化を加速するAGE(終末糖化産物)って何?  ~アンチエイジングの為に~

2019年11月30日(土)

 以前は、老化の敵と言えば活性酸素の話がよく出てきました。紫外線、喫煙、食品添加物、農薬などが体内に入ってくると活性酸素が生じて体が酸化して(体が錆びて)老化を加速するというもの。

 最近よく言われているのは、AGE(終末糖化産物)。タンパク質と糖が加熱によって結びつき生まれる老化の原因物質です。例えば、糖質(砂糖、小麦粉)+タンパク質(卵、牛乳)+加熱=ホットケーキ、トンカツ、から揚げなど=AGE。のような感じです。このAGEを摂取していくと体内に蓄積していき体内のタンパク質(肌、髪、筋肉、血管など)を傷つけて老化が加速していきます。

 

 

 そしてAGEが体内に蓄積するルートはもう一つあります。摂取した糖質が体内で温められて体内のタンパク質と結合してAGEを生み出すパターンです。ですので急激に血糖値を高める食品(甘いお菓子やジュース、ジャンクフードなど)には気を付ける必要があります。

 

 理想を言えば、糖質の摂取は、低GI値(血糖値がゆっくり上がる食品)のもの、玄米、大麦、さつまいも、などを摂るのが良いです。調理の仕方も、生⇒蒸す・茹でる⇒煮る⇒焼く⇒揚げるの順番でAGEが増えやすくなるので、できるだけ高温処理は避けたいところです。

 

 まとめると、老化を進行させる主な原因は、①食べたAGEが体内に蓄積して体を老化させる。②体内のタンパク質が糖と結びついて糖化してAGEになり体を老化させる。

 

 できれば、AGEの多い食品の摂取を避けて、AGEが増えやすい調理法を避けていくのがベストですが、完全にから揚げ、トンカツ、ハンバーガーなどをやめるのは難しい方や、茹でたり、蒸したいばかりはキツイという方は、抗AGE成分、抗酸化成分の多い食材と一緒に摂るとAGEを減らすことができるそうです。

 

 【抗AGE成分、抗酸化作用を含む食品】

・酢、レモン(酢酸、クエン酸)

・とりの胸肉(カルノシン)

・キノコ類(ビタミンB群) 、サプリメント(ビタミンB群)

・緑黄色野菜(αリポ酸)

・ワイン(ポリフェノール)

 

 以上などをAGEの多い食品と一緒に摂ると良いようです。例えば、から揚げにレモンを搾ってかけたり、トンカツにはポン酢で食べたり、緑黄色野菜やキノコ類を一緒に摂ったり、お酒もワインにしたりして、付け合わせる食品を工夫することで体内に蓄積するAGEを減らすことができるので、食べ方を意識してアンチエイジングしていきたいところですね。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにある【そら鍼灸整骨院のパーソナルトレーニング】では、「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「理論と実践を兼ね備えたボディビル優勝経験のある院長によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

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森 健浩

そら鍼灸整骨院 院長

パーソナルトレーナー

ボディデザイナー

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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